ひっひっひ、毎日毎日堪える暑さが続くね~
気温が高いとモーターの力の出方も変わってくるし、水面の状態やペラの効きにも影響するんだよ。だから選手は「風や気温を見てペラを合わせていくよ」とか「暑くても悪くない足に仕上げられた」、あるいは「気温のせいか水をつかんでない」なんて言いながら、気温に合わせた細かい調整をするじゃないか。
そんな夏真っ盛りに、このおばば、ふと思ったわけだよ。
気温ってのは、たしかにモーターや調整に影響するけど、結果にはどれくらい影響するのかね?
2025年1月1日から8月13日までの全国24場のデータを使って、気温と払戻金、万舟発生率の関係を調べてみたよ。さて、本当に「夏は荒れる」のか、それともただの噂話なのか…データで見極めてやろうじゃないかね。
気温は払戻金や万舟率に影響する?おばばが分析
気温と平均払戻金・万舟率の関係

全場の平均払戻金は、寒い時期(1〜2月)と比べて、暑い時期(6〜8月)の方が約252円高いということが分かったぞ。あまり差がないように思えるかもしれんが、各レース場で1日12レースがあるから、夏の方が1場当たり1日3,024円払戻金が多くなるという計算じゃ。

万舟発生率も夏の方が冬よりも0.62%高いよ。「おや、ちょっとは夏の方が波乱があるのかねぇ」という感じかね
平均払戻金の差が大きいレース場
全体平均じゃ見えないけど、場ごとにゃ差がはっきり出るのさ。桐生、丸亀、三国、びわこは夏に払戻がぐーんと上がったね。徳山は逆に冬の方が高いみたいだね。

暑い日の中でも気温で変わるのか?
6月〜8月の暑い時期を気温で分けて見たんだよ。
35℃以上の酷暑日になると、万舟発生率が21%ちょいになってたねぇ。あまりにも暑いから一流選手でも調整しきれないのかもね。ただしレース数は164とかなり少ないから、あくまでも参考程度にしておくのが無難だよ。ちなみに15~20℃は249レース、20~25℃は1902レース、25〜30℃は4747レース、30〜35℃は5014レースじゃ。

おばばのまとめ
- 夏は全体的に、ちょっとだけ払戻金も万舟も増える
- 場ごとの差が大きく、桐生や丸亀は夏に強いが、徳山はそうでもない
- 35℃超えの酷暑日は万舟率が高くなる可能性もあり、あくまで参考だが狙ってみるのもおもしろい
- データが示す傾向と、開催場のクセやその日の天気、さらに選手やモーターの調子などの情報を合わせて見るのが勝ち筋
ボートレースも人生も、追い風もあれば向かい風もある。暑い日も寒い日もあるけど、大事なのは風に合わせて漕ぎ方を変えることさね。一か八かの万舟もいいけど、転覆しないように気をつけな。ほら、おばばは今日も元気に舟券握ってるよ、あんたも楽しみなさいな。
レースの予想?ひっひっひ、こっちにおいで~